5月6日に明治安田J1百年構想リーグの第15節が行われ、東京・味の素スタジアムでは、FC東京対ジェフユナイテッド千葉が行われた。鋭い出足から前半に先制した千葉は後半にも2得点。3−0で4連勝中のFC東京に快勝し、PK負け含めた連敗を5で止めた。

上写真=先制点をアシストしたイサカ・ゼインとC・ジュニオが喜びを分かち合う(写真◎J.LEAGUE)

■2026年5月6日 J1百年構想リーグ第15節(観衆29,953人/@味スタ)
FC東京 0-3 千葉
得点:(千)カルリーニョス・ジュニオ、姫野誠、日高大

長友が53日ぶりに復帰も勝利を引き寄せられず

 千葉にとっては狙い通りのゴールだった。一方のFC東京にとっては痛恨のミスだった。

 6分、FC東京のCBの稲村から左サイドバックの橋本健に展開したパスを千葉の右サイドハーフ、イサカがカット。そのまま運んでボックス右からクロスを送ると、ボックス無いに走り込んだカルリーニョス・ジュニオが右足で合わせ、ネットを揺らした。

 この1点は、5連敗中でEASTの最下位に沈むチームに勇気を与えた。敵地ながら積極果敢なプレスを継続していく。激しい球際と前向きの守備。連敗脱出への意欲をピッチで示す。

 ただ、対するFC東京は時間がまだ十分に残っているためか、あるいは好調を維持し、2位につけているためか、プレーに焦りの色は見らない。じっくりと攻め筋を探っていった。

 それでも前半は千葉のペースだった。ポゼッションこそ下回ったが(43%対57%)、ショートカウンターが効き、先制点を記録したあとも何度かFC東京ゴールを脅かしてみせた。40分に右CKの流れから稲村がネットを揺らしたFC東京のゴールはVARチェックでオフサイドの判定。千葉が1−0のまま、後半に折り返した。

 1点を追うFC東京が攻めの圧力を強めたものの、千葉も後半頭からC・ジュニオに代わって途中出場した呉屋を中心に激しいチェックで何度もビルドアップを阻み、リズムを作らせない。

 頻繁に攻守を入れ替えながらもスコアは動かなかった後半、試合のペースが変わったのは、FC東京が高→常盤、橋本健→長友、佐藤龍→長倉の3人を交代させ、千葉が小林→エドゥアルド、津久井→姫野の2人を同時に交代させた70分からだった。

 直後の73分、呉屋の左クロスに石川がニアで頭を合わせたシュートはクロスバーを直撃したが、その跳ね返りに姫野が反応。この日、右足ハムストリングの負傷から53年ぶりに復帰した長友よりも早く足を伸ばしてボールを突くと、千葉が待望の2点目を記録した。

 その直前にも空中戦やロングボールに対して姫野と長友は激しく競り合っていたが、この瞬間は姫野の反応が勝った。

 千葉はさらに79分に日高がボックス手前から左足で直接FKを沈め、3−0とリードを広げる。連敗中とは思えない攻守にはつらつとした戦いぶりを披露すると、終了間際に一度は取られたハンドもVARの結果、PKは取り消しとなり、そのままシャットアウト勝ち。EAST最下位チームが、2位FC東京に完勝を飾った。

 ▼出場メンバー
・FC東京◎GKキム・スンギュ、DF室屋成、稲村隼翔、大森理生、橋本健人(70分:長友佑都)、MF佐藤恵允(81分:山田楓喜)、橋本拳人、高宇洋(70分:常盤亨太)、遠藤渓太(81分:野澤零温)、FWマルセロ・ヒアン、佐藤龍之介(70分:長倉幹樹)

・千葉◎GKホセ・スアレス、DF髙橋壱晟、久保庭良太、河野貴志、日高大、MFイサカ・ゼイン、前貴之(84分:品田愛斗)、小林祐介(70分:エドゥアルド)、津久井匠海(70分:姫野誠)、FW石川大地(90+2分:米倉恒貴)、カルリーニョス・ジュニオ(46分:呉屋大翔)


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