明治安田J1百年構想リーグ・EAST第3節が21日、各地で開催された。東京・味の素スタジアムでは東京ヴェルディとFC町田ゼルビアが対戦。相馬勇紀の1ゴール1アシストの活躍などにより、町田が終盤までリードしたが、東京Vも粘りを見せて最後の最後にドローに追いつき、PK戦へ。4人が決めた東京Vに対し、町田は3人に留まり、東京Vが4−3でPK戦勝利を飾った。

上写真=激しい攻防を繰り広げられた試合は町田ペースで進んだが、終盤に追いついた東京VがPK戦も制した(写真◎J.LEAGUE)

■2026年2月21日(土) J1百年構想リーグ第3節(観衆15,956人/@味の素ス)
東京V 2−2(4PK3) 町田
得点:(東)山見大登、吉田泰授
   (町)相馬勇紀、中山雄太

相馬が1G1Aの活躍も…

 開幕から2連勝中のホーム、東京Vは開始12分に松橋優安、前半終了間際に林尚輝が負傷により交代するアクシデントに見舞われた。

 林は右足を負傷し、プレー続行を不可能と判断。アディショナルタイムにピッチの外に出たが、東京Vの城福浩監督は選手交代を行わず、1人少ない10人のまま、前半を戦い切ると選択。フィールドプレーヤー10人で5−4のブロックを組み上げた。

 町田は当然、数的優位を生かそうと攻めを急いだが、チャンスをつかむことができず、前半は0−0で終了した。

 後半、林と井上竜太を交代させた東京Vとメンバー交代なく臨んだ町田は、変わらず攻め筋を探り合っていった。最初のチャンスは58分、東京VのFW染野唯月がスルーパスに反応して中央からボックス内に突入した。しかしシュートには持ち込めない。

 対する町田は69分、後半最初のチャンスを得点に結びつけてみせる。ゴールまで約20メートルあまりの位置で得たFKの場面。相馬勇紀の右足から放たれたボールは東京VのGKマテウスが伸ばした手の届かないゴール左隅に突き刺さった。

 後半開始からやや東京Vペースではあったが、町田がワンチャンスをものにした。

 1点を先行したことでペースを握った町田はその後も相手ゴールに迫り、80分には相馬が蹴った左CKを、ニアで中村帆高がバックヘッドですらし、ファーで中山雄太がプッシュして加点。2−0とした。

 だが、そのまま試合終了とはならなかった。ここから東京Vが驚異的な粘りを見せる。まず89分に途中出場の山見大登が左からカットインして右足を一振り。ボックス手前からの思い切りの良いシュートでまず1点を返すと、町田が90+3分に3枚替えしたあとの90+5分にさらなるドラマが起こる。右サイドから新井悠太が上げたクロスを、DFに挟まれながらも吉田泰授がヘッドで叩き、土壇場で追いついてみせた。

 試合は90分で決着がつかず、PK戦に突入すると、先行の町田が桑山と西村拓真が外したのに対し、東京Vは山見以外の4人がきっちり成功。試合終盤に盛り返した勢いそのままにPK戦を制し、勝ち点を8に伸ばした。

▼出場メンバー
・東京V◎GKマテウス、DF鈴木海音、林尚輝(46分:井上竜太)、宮原和也(86分:吉田泰授)、MF内田陽介(77分:山見大登)、平川怜、森田晃樹、深澤大輝、松橋優安(12分:新井悠太)、齋藤功佑(77分:白井亮丞)、FW染野唯月

・町田◎GK谷晃生、DFドレシェヴィッチ、岡村大八、中山雄太、MF中村帆高、白崎凌兵(90+3分:下田北斗)、ネタラヴィ(90+3分:前寛之)、林幸多郎、エリキ(79分:桑山侃士)、相馬勇紀(90+3分:徳村楓大)、FWイェンギ(67分:西村拓真)


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