12月3日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前節東京ヴェルディ戦は松村優太の決勝ゴールにより1対0でアウェーゲームを制した。次は6日にメルカリスタジアムでJ1リーグ第38節(最終節)横浜F・マリノス戦に挑む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)

「一年の集大成」

 2025シーズンのJ1リーグは、いよいよ最終節を迎える。首位を走る鹿島は横浜FMとの一戦に勝利すれば、2016シーズン以来となるリーグ優勝を果たすことになる。ホーム・メルカリスタジアムの大観衆の中、頂点へ向けて必勝態勢で今季最終戦に臨む。

「自力で優勝できる状況でしっかりと(最終節を)迎えられたのが一番いいことです。あとは、最後にしっかりと結果で示すだけ。やるべきことは変わらないし、とにかく後悔のないように最善の準備をしたい。開幕時からそうでしたけれども、(今節も)そういう思いでいます」

 12月3日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように横浜FM戦を見据える。シーズン終盤に好調な戦いぶりを見せている相手から勝ち点3を奪い、本拠地を歓喜に包み込みたいところだ。

「もう、一年の集大成です。選手には自分たちらしく、チームとしても今、持っているものを全部ぶつけたいと思います。選手個人にもこの状況を楽しんでほしいし、見てくださっている人にも楽しんでもらえるようなゲーム、熱いゲームをとにかく見せたいです。プラス、最後、やっぱり勝つこと。どんな形になろうと、最後に勝ち点3を取ることを、選手と最後まで目指しますので、サポーターの皆さんも、鹿島が次のステップを踏み込むための後押しをしてほしいです。選手と歴史をつくっていく作業をしたいと思っているので、そこにサポーターの皆さんも一緒に大きな力で後押ししてもらえればと思っています。“一緒に戦ってください。勝ちましょう”と、サポーターに伝えたいです」

 鬼木監督率いる鹿島が栄光をつかみ取るため、すべてを懸けて鹿嶋の地で横浜FMを迎え撃つ。


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