9月21日、鹿島アントラーズの濃野公人が非公開練習後に取材に応じた。J1リーグ戦の前節浦和レッズ戦は鈴木優磨の決勝点により、1対0のスコアで完封勝利を挙げた。次は23日にメルカリスタジアムでのJ1リーグ第31節セレッソ大阪戦に挑む。
上写真＝取材に応じた鹿島アントラーズの濃野公人（写真◎J.LEAGUE）
「今いるメンバーで絶対に勝ちたい」
9月13日の湘南戦で今季のリーグ戦初ゴールを挙げ、湘南戦、20日の浦和戦と守備面でも奮闘して完封勝利に貢献した。攻守に存在感を放つ背番号「22」は、Jリーグの頂点を見つめて一心不乱に目の前の勝利に挑んでいる。
「負けられない試合が続いていきます。（前節浦和戦から）中2日というのは関係なく、目の前の1試合1試合を大切に、全力で勝ちにいくことが大事。相手がどこであれ、自分たちの状況がどうであれ、今いるメンバーで絶対に勝ちたいです」
浦和戦翌日の21日のトレーニング後に取材に応じた濃野公人は、早くもC大阪戦へ闘志を燃やす。この試合でもサイドを主戦場に、相手選手に立ち向かっていく。
「（C大阪の）ウイングの推進力はリーグの中でもトップレベルだと思います。前線の選手たちのポテンシャルもすごく高いチームなので、そこは気を付けたい。ただし、そのぶん、空いてくるスペースや隙は生まれてくると思うので、そこをしっかり突ければと思います」
濃野がメルカリスタジアムのサイドを封じ、そしてゴールを目指して駆け上がる。
