7月12日、鹿島アントラーズの千田海人が練習後に取材に応じた。J1リーグ戦では6月以降の4試合で1分け3敗と成績がふるわない中、次は16日にPEACE STADIUM Connected by SoftBankでの天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会3回戦のV・ファーレン長崎戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの千田海人(写真◎J.LEAGUE)

「切り替えるところは切り替えて、もう1回いいイメージで」

 今夏、東京Vから加入したセンターバックに出番が訪れそうだ。7月16日にPEACE STADIUM Connected by SoftBankで長崎との天皇杯3回戦を戦う鹿島は、15日まで東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会を戦っている日本代表の植田直通、韓国代表のキム・テヒョンという両センターバックが不在となりそうで、ここまで控えが続いている千田海人の新天地デビューが期待される。

「(鹿島に)移籍してきて、(試合に)出たら初めての出場なので、楽しみにしています。サポーターの皆さんは僕がどんな選手かまだ分からないだろうし、自分としてはモチベーションも高いので、“やってやろう”っていう気持ちがあります」

 12日のトレーニング後に取材に応じた千田は、そのように長崎戦へ闘志を燃やす。リーグ戦とともに、頂点を狙う大会でもあるだけに、敵地で長崎を破って勝ち上がりを決めたい。

「この(リーグ戦での)3連敗をしっかりと受け止めて、反省しなければいけないけれど、あまりそれに引っ張られすぎずに、切り替えるところは切り替えて、もう1回いいイメージで天皇杯を戦って、リーグ戦にもつなげていけたらいいと思います」

 新たに鹿島の最終ラインを守る背番号「4」が、長崎での一戦に照準を合わせる。


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