7月2日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。前節はホームでファジアーノ岡山に1対2で敗れ、リーグ戦2連敗を喫した。次は5日にUvanceとどろきスタジアムby FujitsuでのJ1第23節川崎フロンターレ戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎J.LEAGUE)

「結果を最後に求めるために、今は我慢強く戦いたい」

 6月28日に行なわれた前節の岡山戦はホームで逆転負けを喫し、手痛い敗戦となった。シーズン後半戦を迎えた6月はリーグ戦未勝利に終わり、首位の座を守っているものの勝ち点を伸ばせない戦いが続いている。そんななか、7月5日の次節はUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで川崎Fとのアウェーゲームを戦う。

「等々力(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)に関しては、行ってみないと(どのような感情になるのか)分からない思いはありますけれど、自分のスタイルというか、自分の今までの感じだと試合にしっかり集中することが、チームのパフォーマンスや、自分自身のパフォーマンスを出すことにつながるのは分かっているので、そこに左右されないように。ただ、ずっとあそこでやってきたし、自分にとっても特別な場所なので、そこでしっかりと勝負したいと思います」

 2日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように川崎F戦を見据える。鹿島の指揮官にとって、昨季までのホームスタジアムで迎える一戦。慣れ親しんだ地で鹿島のリーグ戦4試合ぶりの勝利を目指す。

「(川崎Fと)前回対戦したときと同様に、やはり今週も自分たちのチームのところにフォーカスして、自分自身も仕事に集中しています。(直近3試合に)勝ててはいないけれど、トレーニングも非常にいい雰囲気でやれている。自分自身も選手が明らかに成長しているのは見て取れるし、分かっているので、だからこそ、これから先は徐々に、内容とともに結果がついてこなければいけない。その結果を最後に求めるためには、今、この過程でもっと自信をつけないと、最後のところで最高のパフォーマンスだったり、エネルギーだったり、自信だったり、そういうものは出てこないので、今は我慢強く戦いたいと思います」

 鬼木監督率いる鹿島が、その真価を示すために等々力のピッチに乗り込む。


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