7月1日、鹿島アントラーズの小池龍太が公開練習後に取材に応じた。前節はホームでファジアーノ岡山に1対2で敗れ、リーグ戦2連敗を喫した。次は5日にUvanceとどろきスタジアムby FujitsuでのJ1第23節川崎フロンターレ戦に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの小池龍太(写真◎Getty Images)

「思考の部分はすぐに変えられる」

 前線でも最終ラインでも、サイドでも中盤でも、鹿島の背番号「25」が存在感を放ち続けている。前節の岡山戦では鈴木優磨の先制ゴールをアシストするなど、試合には敗れたものの勝利を目指す姿勢を存分に示した。ここまでリーグ戦3試合で勝利から遠ざかっており、7月5日の次節川崎F戦こそは4試合ぶりの勝ち点3獲得を目指す。

「(川崎Fは)本当にいいチームです。すばらしい選手がそろっているので、もちろん簡単な試合ではない。でも、それ以上の選手が自分たちのチームにいると思っているし、彼らに合わせるつもりはないので、自分たちのやるサッカーに集中しながら、それぞれの選手に監督が求めるプレーや、自分たちがやらなければいけないプレーをしっかりと隙なくできれば、正直どのチームが相手でも負けることはないでしょう」

 1日のトレーニング後に取材に応じた小池龍太は、そのように川崎F戦を見据えながらチームの実力に自信をのぞかせる。3戦未勝利の苦境を脱するために、小池は川崎F戦へ集中力を高めていく。

「そういった隙とかマインドの部分で負けてしまったときには、やはり難しい試合になっています。それがすべて負けている試合なので、まずは相手のクオリティーとかよりも、自分たちのそういったところをもう1度。この1週間、数日ですけれど思考の部分はすぐに変えられると思うので、2連敗というところは1回忘れて、新たな連勝に向けた1勝目をしっかりと取りにいきたいと思います」

 常に勝利を求める小池が、鹿島をけん引する。


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