3月26日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。インターナショナルマッチウィークに開催されたYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦の栃木シティ戦では濃野公人のゴールで勝利した。次は29日に県立カシマサッカースタジアムでJ1第7節ヴィッセル神戸戦を戦う。
上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの鬼木達監督(写真◎Getty Images)
「決勝戦のつもりで戦ってほしい」
強敵との対戦が続いている。リーグ戦では前々節に首位だった柏をアウェーで破り、前節は浦和に1点を先行されるも90分に知念慶が同点ゴールを決めて引き分けに持ち込んだ。それからインターナショナルマッチウィークによる2週間のリーグ中断期間を挟み、3月29日にはホームに2連覇中の神戸を迎える。
「一昨年、昨年のチャンピオンなので、ベースが他のチームとは違います。これまでは連戦などで疲労もかなりあったでしょうが、(リーグ戦の中断期間によって)休息も十分でしょうし、やはり今回、自分たちと戦うのはベストな神戸だと思っています。チャンピオンに対し、自分たちがどれだけチャレンジャーとして戦えるかが一番重要です」
26日のトレーニング後に取材に応じた鬼木達監督は、そのように神戸戦を見据える。26戦無敗のホームゲームで強さを示し、神戸から勝ち点3を奪いたいところだ。
「ビッグマッチだと思っているし、選手にも“決勝戦のつもりで戦ってほしい”という話をしています。相手もそういう思いで来るでしょうから、自分たちのホームですけれど受けて立たないこと。今シーズンのここまでの神戸とは別物だと思って自分は挑みますので、そういう認識で全員で戦えればいいです」
鬼木監督率いる鹿島が、県立カシマサッカースタジアムで神戸を相手に真価を示す。