鹿島アントラーズの植田直通が3月12日の公開練習後に取材に応じた。8日の前節柏レイソル戦ではレオ・セアラがハットトリックを達成し、3対1で勝利して暫定首位に立った。次は16日にホームの県立カシマサッカースタジアムでJ1第6節浦和レッズ戦を戦う。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズの植田直通(写真◎J.LEAGUE)

「引き分けでOKだという考えは誰一人持っていない」

 鹿島の強さが際立っている。前節の柏戦ではレオ・セアラの3ゴールを決める活躍もあり、敵地で勝ち点3を手に入れた。リーグ戦4連勝を果たし、暫定ながら首位に浮上。鬼木達監督のもとで第2節東京V戦から勝負強さを示している。次の相手は浦和。2022シーズンから6試合連続で引き分けている相手だ。

「(浦和戦は)最近は引き分けが多いですが、すごく難しい試合になります。堅い試合になるな、と戦いながらいつも思っていますし、それを打破できるのも自分たちの力次第。自分たちは今、引き分けでオッケーだという考えは誰一人持っていないので、しっかりと勝ちに持っていくために強い気持ちで戦いたいです」

 3月12日のトレーニング後に取材に応じた植田直通は、そのように浦和戦を見据える。相手チームにとって“難攻不落の要塞”と化している本拠地カシマスタジアムで、この試合でも強さを誇示したいところだ。

「自分たちは目の前の相手に勝つことだけに集中したいと思います。ホームのファン・サポーターがすごく良い雰囲気をつくってくれるからこそ、良い結果が出ていると思うので、彼らへの感謝を示しつつ、自分たちは戦いたいと思います」

 鹿島の最終ラインを支える背番号「55」が、浦和との一戦に闘志を燃やす。


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