2025年のシーズン開幕を告げるFUJIFILM SUPER CUP 2025が2月8日、東京・国立競技場で行われ、サンフレッチェ広島が2−0でヴィッセル神戸に快勝。広島の新加入FWジャーメイン良はゴールこそなかったものの、攻守に期待を抱かせるプレーを見せた。

上写真=広島の新戦力・ジャーメイン良。J1優勝のためにその力は欠かせない(写真◎J.LEAGUE)

終盤でも足が止まらない!

 1トップで先発し、フル出場。広島期待の新戦力、ジャーメイン良からゴールは生まれなかった。

 それでも期待を抱かせるプレーを随所に見せていた。昨季同様、この試合でも広島は中野就斗を筆頭に良質のクロスを何度もゴール前に送り込んだが、ジャーメインはしっかりボックス内に走り込んだ。トルガイ・アルスランが中野のクロスに合わせて記録した先制ゴールのシーンも、右サイドで味方のパス交換が行われる間に、ニア側にポジションを取っていた。

 本人的にはもちろん、自らネットを揺らしたかっただろう。ただ、「チャンスが何本かありましたし、キャンプで得点になった似たような形もありました」と、手応えも得た様子。

 チームとして取り組んできたハイプレスについても、最後まで足を止めず、神戸にプレッシャーをかけ続けていたのが印象的だった。とくに試合終盤のシーン。相手GKに向かって簡単にロングボールを蹴らさないように圧力をかけている。

「前線に大迫選手が入っていたので、ボールが入ると起点を作られると思ったので」

 すでに神戸の前線が佐々木大樹から大迫勇也に代わっていた時間帯。時計の針は残り5分を指していた。当然、ジャーメイン自身も疲労があったはずだが、チームの勝利に向けて自らのタスクをやり抜いた。

「最初のゲームからは違和感なくできましたし、後ろからのうちのディフェンスの圧力があって前にどんどん行きやすい。そこは求められているところ。(監督にも)『やって』と言われているので」

 この1試合だけを見ても、広島の前線からの守備は昨季以上に強力なものになると予想できる。さらに2025シーズンも引き続き鋭いサイド攻撃が見られそうだが、昨季、あと一歩届かなかった優勝をつかみ取るためには、クロスをゴールに変える得点源が欠かせない。

「できれば決めたかったですけど、自分のやるべきことをやっていれば得点はついてくるかなと思います」

昨季は苦しい戦いが多かった磐田で19ゴール。本人は「20点取るつもりで(広島に)来た」と意欲を燃やす。

 ジャーメイン良の活躍が優勝のカギか。新たなナンバー9が輝けば輝くほど、広島はタイトルに近づくーー。


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