上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう早川友基(写真◎サッカーマガジン)
選手会長に就任。「チームがいい方向へ行くように」
1月29日に実施された鹿島神宮での必勝祈願において、鹿島の小泉文明社長、鬼木達監督とともに、早川友基が先頭を歩いた。明治大から加入して5年目。昨季は背番号「1」を託され、今季は選手会長を務める。
「キャンプ中に(前選手会長の柴崎)岳くんに呼ばれて、“選手会長、どう?”っていう話を受けました。自分も鹿島で5年目なので、一つそういう役職的なところでもチームを引っ張っていきたいと思いました。チームがいい方向へ行くように、自分が(選手間の)架け橋となれるようにやっていきたいです」
30日のトレーニングを終えた早川は取材に応じ、そのように選手会長としての思いを話した。早川自身もプロとしての初タイトルを目指す2025シーズン。まずは2月1日に行なわれる水戸とのプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2025」で勝利を収め、幸先良い形で15日のJ1開幕戦(湘南戦)に向かっていきたいところだ。
「勝ってみんなが自信をつける狙いもありますし、実戦での成功体験を増やしていけば自信につながると思います。(取り組んでいることが)結果につながることが一番、理想的です。正直、うまくいっている感覚はそんなに持っていないけれど、まずは練習でトライしながら成功させる回数を増やしていって、それがどんどん上積みされて、シーズンが終わるときに、自分たちが思い描くところにたどり着ければいいと思います」
鹿島を最後方から支える守護神が、タイトル奪還を狙うチームをけん引する。