1月7日、鹿島アントラーズの柴崎岳が午前練習後に取材に応じた。チームはこの日、新シーズンの始動日を迎え、2月15日のリーグ開幕戦(アウェー湘南ベルマーレ戦)に向けてトレーニングを開始した。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう柴崎岳(写真◎サッカーマガジン)
鬼木監督体制での初練習。「技術の部分を大事にされている」
鬼木達監督を迎え、王座奪還を狙う鹿島の新シーズンが始動した。始動日となった1月7日の午前トレーニングでは、グラウンドでおよそ1時間半にわたり汗を流し、ボールコントロールやパス回しなどのメニューをこなした。
「(鬼木監督は)技術の部分を大事にされているのかなと思いますし、アントラーズとして、少し変化があるかもしれないとも思っています。これからどんどん鬼木監督の色が出てくると思うので、一人の選手としてもそうですし、チーム全体としてもそれを吸収して、ピッチで発揮していけるようにしたいです」
午前のトレーニングを終えて取材に応じた柴崎岳は、そのように鬼木監督の下での初練習を振り返る。昨季から所属する選手たちに加え、FWレオ・セアラやDF小池龍太、DFキム・テヒョンら新加入選手とともに、新たな指揮官のもとで2016シーズン以来となるJリーグ制覇を狙う。
「昨シーズン最終節後のスピーチでも言ったことですが、ファン・サポーターの方々が自分たち選手に与えてくれているものは、すばらしいものだと思っています。これ以上、求めることはないぐらいのものを僕らに与えてくれています。やはり、それを結果として返していきたい。タイトルを取って、(ファン・サポーターと)その瞬間をともに分かち合いたい思いでいます」
新生・鹿島をけん引する背番号「10」が、頂点に向けて新シーズンの戦いに挑む。