11月16日、鹿島アントラーズの中後雅喜監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節で名古屋グランパスと引き分け、今季のリーグ優勝の可能性が潰えた。次は17日にアウェーのサンガスタジアムby KYOCERAで第29節(延期試合)京都サンガF.C.戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう中後雅喜監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
京都を警戒。「前線の選手が非常に強烈」
今季も無冠が確定した。11月9日の前節名古屋戦はホームでスコアレスドローに終わり、勝ち点1の獲得にとどまると、その翌日に首位の神戸が勝ち点を伸ばしたために、鹿島のリーグ優勝の可能性が消滅。3試合を残し、目指すものはAFCチャンピオンズリーグへの出場権のみとなった。そんななか、17日に敵地で京都との一戦に臨む。当初は8月31日に予定されていた試合だが、台風10号の影響により、この日に代替開催される。
「(京都は)前線の選手が非常に強烈なチームです。後ろの選手を含めて、全員がアグレッシブに、前へ前へと戦うスタイルのチームだと思っています」
試合前日の16日にオンライン取材に応じた中後雅喜監督は、そのように京都の印象を話す。アジアへの挑戦権をつかむためにも、2試合ぶりに勝ち点3が欲しい一戦。FW鈴木優磨が出場停止となるなか、チームの底力を示したいところだ。
「(AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得のために)本当に次の試合はトーナメントのような気持ちでしっかりと戦うこと、そして勝って帰ることが絶対条件になります。そのために準備をしているので、明日(17日)しっかりとチーム全員で戦っていければと思っています」
中後監督率いる鹿島が、サンガスタジアムby KYOCERAで勝利を目指す。