8月15日、鹿島アントラーズの田川亨介が練習後のオンライン取材に応じた。チームは11日に行なわれたJ1リーグ前節でジュビロ磐田に逆転負けを喫し、勝ち点を伸ばせなかった。次は17日に県立カシマサッカースタジアムでの第27節浦和レッズ戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう田川亨介(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「僕自身にとっての憧れのチーム。自分のなかでは誇り」
8月17日の浦和戦を前に、新たなストライカーが加わった。かつて鳥栖やFC東京で活躍し、その後ポルトガルのCDサンタ・クララ、スコットランドのハート・オブ・ミドロシアンFCでプレーした田川亨介が今夏、伝統のディープレッドのユニフォームに袖を通す。
「(鹿島は)常に勝っているイメージが昔からあります。僕自身にとっての憧れのチームではあったので、そこに入れたのは、自分のなかではすごく誇りです」
15日にオンライン取材に応じた田川亨介は、そのようにかねてから抱いていた鹿島への思いを明かす。早ければ浦和戦で出場する可能性もあり、次節の勝利と今季のJ1制覇に向けてその活躍に期待が高まる。
「海外に行って、アグレッシブに戦うことをより学ぶことができました。そういうところはチームのために、きつい時間帯でも発揮できるようにやっていけたらいいと思いますし、優勝するためにはスタメンではない選手も、もっともっと途中から出て(チームに)勢いを出させることが絶対に必要です。残り10試合ちょっとですけれど、全部出し切っていきたいです」
新たに鹿島の11番を背負う点取り屋が、その真価を示す。