8月10日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはおよそ2週間半の中断期間を経て7日に行なわれたJ1リーグ前節でサガン鳥栖に快勝し、2位に浮上した。次は11日にエコパスタジアムでの第26節ジュビロ磐田戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

磐田を警戒。「代わりの選手たちは120パーセントの力を出してくる」

 鹿島が再び首位町田を射程圏内にとらえた。前節の鳥栖戦に3-0で勝利し、勝ち点3差の2位に浮上。およそ2週間半ぶりのリーグ戦で攻守に安定した戦いを披露し、その強さを示した。8月9日には田川亨介の完全移籍加入も発表されたなか、次は前節から中3日の11日に磐田とのアウェーゲームに臨む。

「相手はよりチームとして戦ってくるだろうと思いますし、(出場停止選手の)代わりに(先発メンバーに)入る選手たちは、フレッシュであり、そして120パーセントの力を出してくることは間違いありません。誰が試合に出るのか、と考えるよりも、いかに自分たちの力を出すのか、最大限の力を発揮するためにはどうすればいいのか、ということにフォーカスして戦っていくことがこの試合でも大切です」

 試合前日の10日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのように磐田を警戒する。それでも、夏場の連戦で勝利を重ねて上位争いを繰り広げたいところだ。

「前節(鳥栖戦)でも我々がしっかりと自分たちのプレー、やるべきことにフォーカスし切れたからこそ、いい結果を得られたわけで、そこは継続させていきたい部分でもあります。この試合でもそのようにフォーカスし続けながら、個の良さを出していく。そういった試合にしたいと思います」

 ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、静岡の地でリーグ戦3連勝を狙う。


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