7月23日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節のFC東京戦に勝利し、3位に浮上した。次は24日に国立競技場での『ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024』ブライトン戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「ヨーロッパでセンセーションを起こしたチーム」

 前々節の横浜FM戦での大敗(1-4)から立ち直り、7月20日の前節FC東京戦ではホームで2-1のスコアで勝利を挙げた。順位も首位町田と勝ち点5差の3位に浮上し、およそ2週間半のリーグ中断期間を迎えた。

 その中断期間に鹿島は、『ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024』で来日するブライトンと東京・国立競技場で対戦する(24日)。世界でもトップレベルのイングランド・プレミアリーグで戦うチームとの一戦だ。

「(ブライトンは)ヨーロッパでセンセーションを起こしたチームです。非常に注目されていた前監督(ロベルト・デ・ゼルビ)が、新しい戦術的な、魅力的なチームをつくりました。(新シーズンは)新たに監督になったのが、ドイツのザンクトパウリを指揮していた若い監督(ファビアン・ヒュルツェラー)だということで、ブライトンにとっては新しいトライだと思います。そういった刺激を入れたことで、またチームがモチベーション高く戦っていくのは間違いないでしょう」

 試合前日の23日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのようにブライトンの印象を話す。日本代表の三笘薫など各国の代表選手も擁する強豪チームに対し、鹿島の力を示したいところだ。

「ブライトンというプレミアリーグのチームであれば、一つも力を抜いていい試合は存在しないでしょう。明日の試合(鹿島戦)も勝負にこだわって戦ってくることは間違いありません。ただ、私にとってもフレンドリーマッチは存在しない。我々も“鹿島”という看板を背負って戦うわけですし、負けていい試合は一つもありません。鹿島らしさ、鹿島がこういうクラブだというところを世界に発信するためにも負けられない一戦だと私はとらえています」

 ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、国立の舞台でイングランドの強豪クラブに挑む。


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