6月25日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節の浦和レッズ戦でも引き分け、2試合続けて白星から遠ざかっている。次は26日に茨城県立カシマサッカースタジアムでの第20節ガンバ大阪戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「我々の出せる最大値、それ以上の力を見せなければいけない」
今季のJ1リーグは折り返し点を通過した。前節の浦和戦では2点をリードするも同点に追いつかれて引き分けに終わり、前々節の新潟戦に続き2試合連続で勝ち点1の獲得にとどまった。リーグ前半戦を首位と勝ち点2差の2位で終え、リーグ後半戦に臨む。リーグ後半戦の1試合目で相対するのは、勝ち点37で並ぶ3位のG大阪だ。
「ガンバは非常に強固なチームです。あのとき(前回対戦時)にも話しましたが、宇佐美選手は、私が日本に来てから彼を見ているなかで最もいいパフォーマンスを発揮していると思います。タイトルを取っていた時期よりも、さらに戦えるチームになっている印象です」
試合前日の25日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、前回対戦時(第10節)に続いて改めてG大阪の印象を話す。第10節ではアウェーの地で勝利を収めただけに今節でも強敵を撃破し、ホームで3試合ぶりの勝ち点3を獲得したいところだ。
「我々にとっても、また大きな挑戦となる試合になります。力を持った強い相手に対し、我々の力をしっかりと出して、上回っていきたい。限界を突破して、我々の出せる最大値、それ以上の力を見せなければいけない試合です」
ポポヴィッチ監督率いる鹿島がリーグ後半戦でのさらなる躍進に向け、まずはG大阪を迎え撃つ。