6月24日、鹿島アントラーズの知念慶が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節の浦和レッズ戦でも引き分け、2試合続けて白星から遠ざかっている。次は26日に茨城県立カシマサッカースタジアムでの第20節ガンバ大阪戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう知念慶(写真◎KASHIMA ANTLERS)
G大阪を警戒。「非常に手ごわい相手」
鹿島の背番号「13」が中盤で躍動している。体を張ったプレーで相手の攻撃の芽を摘み取り、得点のチャンスと見るやゴール前でシュートを放つ。そんな知念慶の活躍もあり、チームは首位町田と勝ち点2差の2位でリーグ前半戦を終えた。
だが、直近2試合では引き分けが続き、勝利から遠ざかっている。そんななか、前節の浦和戦(6月22日)から中3日の26日には、ホームでのG大阪戦に臨む。
「(G大阪は)クオリティーの高い選手がいっぱいいるチームです。そういうチームがちゃんとオーガナイズされて、球際もちゃんと戦える。非常に手ごわい相手だと思います。けれど、自分たちは今、ホームで負けなし。自信を持って戦えているので、臆せずに自分たちのサッカーを正面からぶつけて、(相手を)上回りたいです」
24日にオンライン取材に応じた知念慶は、そのようにG大阪戦を見据える。勝ち点「37」で並ぶ相手を破り、首位の町田に食らいついていくためにも勝ち点3を上積みさせたい一戦だ。
「リーグ戦の大事な1試合であることには変わりないです。まず、目の前の1試合に全力を出すことを大事に戦いたいと思います」
G大阪戦から始まるリーグ後半戦でのさらなる躍進に向けて、ボランチのポジションで存在感を放つ13番が闘志を燃やす。