上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「Jリーグは世界を見渡しても最も厳しいリーグの一つ」
5月のリーグ戦では5勝1分けと無敗の成績を収め、指揮官は『明治安田J1月間優秀監督賞』を受賞。6月1日に国立競技場で行なわれた前節の横浜FM戦でも3-2のスコアで白星を挙げ、リーグ戦4連勝を成し遂げて勝ち点で首位の町田に追いついた。16日の第18節新潟戦でも勝ち点3獲得を狙う。
「(新潟は)素晴らしいチームです。私がJ2で監督を務めていたときから知っているチームですし、共通理解がしっかりとあり、チームのスタイルを持っているチームだと思っています。J1というリーグにとっても、彼らのようなスタイルで戦うチームがいるのは素晴らしいことだと思います」
試合前日の15日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのように新潟の印象を話す。今季、ここまで無敗のホーム・茨城県立カシマサッカースタジアムに詰めかけるサポーターとともにリーグ戦5連勝を目指す。
「簡単な試合は一つもありません。Jリーグは世界を見渡しても最も厳しいリーグの一つだと言えます。少しでも気を抜いてしまったり、少しでも自分たちの力を出せなかったりしたら、どこが相手でも結果は出せません。だからこそ、我々は隙を見せずに、気を緩めずに、自分たちの最大値を出していく必要があると思っています。そして、大事なのは試合開始から“鹿島らしさ”を見せること。我々らしい姿をしっかり見せて戦い、サポーターの皆さんの力も借りて、一体感を持って相手を上回っていく試合にしたいです」
ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、新潟戦でも勝利のために全力を尽くす。