上写真=育成型期限付き移籍が発表された木下。地元出身の生え抜きが成長を期してJ3のクラブへ(写真◎CEREZO OSAKA)
4月30日の練習から合流
2004年5月9日生まれ、大阪府出身の木下は地元のティアモ交野でサッカーを始め、小学4年生のときにC大阪エリートクラス西校に加入。地元出身の生え抜きとして期待を集め、C大阪西U-15、C大阪U-18と昇格してアカデミー一筋で成長を遂げてきた。
U-18日本代表にも選出された高校3年時の2022年11月にトップチーム昇格が発表され、高円宮杯プレミアリーグWESTでは得点王に輝く活躍を見せたが、ホーム最終戦で右ヒザ前十字靭帯を断裂する重傷。プロ1年目の昨季はリハビリからのスタートとなったが、別の負傷もあり、公式戦出場のないままシーズンを終えていた。
2年目の今季も公式戦出場がなく、実戦経験を積むべくJ3のクラブへ期限付き移籍することになった。期間は2025年1月31日までで、この間にC大阪と対戦する公式戦には出場できない。4月30日の練習から合流する。両クラブを通じて本人が発表したコメントは以下のとおり。
●C大阪
「このたび、ガイナーレ鳥取に期限付き移籍することになりました。去年から今年にかけてケガばかりで、チームに貢献できなかったことを申し訳なく思っています。鳥取で成長して、大きくなった姿を見てもらえるよう頑張ってきます。セレッソ大阪の活躍をこれからも応援しています!」
●鳥取
「このたび、セレッソ大阪から加入することになりました、木下慎之輔です。シーズン半ばでの加入になりますが、一日でも早くチームになじみ、J2昇格の力になれるよう頑張りますので、よろしくお願いします!」