4月6日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前々節まで2連勝中と勢いに乗っていたものの、3日のJ1第6節アビスパ福岡戦に敗れた。次は前節から中3日の7日に国立競技場でのJ1第7節FC東京戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズの指揮を執るランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎Getty Images)

「鹿島のファン・サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません」

 3連勝とはならなかった。3月17日の川崎F戦(2-1)、30日の磐田戦(1-0)と接戦を物にして2連勝を果たしたものの、4月3日の福岡戦では攻撃が機能せず、アウェーで0-1の敗戦を喫した。磐田戦から続く中3日での3連戦を戦うなか、次は東京・国立競技場でのFC東京戦(7日)に臨む。

「FC東京のサッカーには、非常にリスペクトしています。率いている監督も日本での経験が十分にある監督ですし、(選手の)個の能力を見ても、際立っている選手が多いチームです」

 試合前日の6日にオンライン取材に応じたポポヴィッチ監督は、そのようにFC東京の印象を話す。かつて指揮を執った古巣との対決ともなるが、2試合ぶりに勝ち点3をつかんで鹿島のファン・サポーターと喜びを分かち合うことを望む。

「鹿島のファン・サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません。我々がどこに行っても、彼らの声が一番大きく聞こえてきます。彼らはどの試合でも相手のサポーターを上回っています。だからこそ、この試合でも引き続き、そういったサポーターの皆さんの姿勢や声援に期待しています。我々の背中を今までどおりに、いや、今まで以上に押してくれることにも期待しています。我々としてもその期待に応える姿勢やプレーの質を、ピッチのなかでしっかりと見せたい。サポーターとチームが一体感を出して、鹿島ファミリーの強さを一緒になって見せたいと思います」

 ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、国立競技場でFC東京撃破に挑む。


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