4月5日、鹿島アントラーズの知念慶が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前々節まで2連勝中と勢いに乗っていたものの、3日のJ1第6節アビスパ福岡戦に敗れた。次は前節から中3日の7日に国立競技場でのJ1第7節FC東京戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう知念慶(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「自分たちらしい攻撃を見せられるように」
4月3日に行なわれた前節福岡戦では手痛い1敗を喫した。雨天のもと、敵地で攻撃の形をつかめず、完封負けとなった。中3日での3連戦が続くなか、連敗を阻止すべく次節は7日に国立競技場でFC東京と対戦する。
「福岡戦は(試合の)入りからもそうですし、特に前半は消極的なプレーが多くて、前への意識が低かった。次はもっとアグレッシブに、自分たちらしい攻撃を見せられるようにやりたいと思います」
5日にオンライン取材に応じた知念慶は、そのようにFC東京戦を見据える。知念自身、昨年は国立競技場でゴールを決めているだけに、再びそのピッチで活躍し、鹿島に勝利をもたらしたいところだ。
「鹿島自体が“国立”という大舞台とか、熱い、注目されるゲームには強いイメージもあります。こういう舞台で結果を出すのがアントラーズだと思うので、全員がしっかり高い熱量を持って試合に入っていければと思っています」
鹿島の中盤に欠かせない存在となっている背番号「13」が、FC東京戦でその真価を示す。