12月2日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。前節はアウェーの地で川崎フロンターレに0-3で敗れた。今季の最終節となる今節は3日にホームのカシマスタジアムで横浜FC戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「ずっと選手たちを叱咤激励していただきました」
いよいよ今季の最終節を迎える。J1リーグは神戸の優勝が決まり、鹿島は5位以下が確定。横浜FCとのホームゲームは、鹿島にとって一つでも上の順位で2023シーズンを終えるための一戦となる。
「(横浜FCは)勢いよく(後方から)飛び出してくる選手たちがいるので、そこは警戒しなければいけません。それを出させないようにしながら、何よりも自分たちがそれぞれの個性をしっかり出せるように準備したいという気持ちが強いです」
12月2日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように横浜FCの印象を話す。J1残留に向けて後がない状況の相手の気迫を上回り、カシマスタジアムでの今季ラストマッチを白星で飾りたいところだ。
「今年もカシマスタジアムの空気は本当にすばらしくて、前半戦で苦しんだなかでも(ファン・サポーターには)声を枯らさずに、あるいはトーンを落とさずに、ずっと選手たちを叱咤激励していただきました。その結果が4月の神戸戦後のホームでの結果につながっていると感じています。そのお礼となるような戦いぶりを最終戦で見せたい。何よりも勝つことが鹿島サポーターへの恩返しになると思いますので、最後に勝って、選手たちがやってきた成果を見せて、終わりたいと思っています」
岩政監督率いる鹿島が、横浜FCとの一戦に挑む。