9月23日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ前節のセレッソ大阪戦では前半から数的不利を強いられながらも1-0で勝利を収め、3位に浮上した。次は24日にカシマスタジアムでのJ1リーグ第28節横浜F・マリノス戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

横浜FMの印象。「非常に強いチャンピオンチーム」

 鹿島が上昇している。

 9月16日に行なわれたJ1リーグ第27節C大阪戦では前半にディエゴ・ピトゥカが退場となり、残りの試合時間で10人での戦いを強いられるも、チーム一丸となって鈴木優磨が挙げた1点を守り抜き、勝ち点3を獲得した。勝ち点を「46」に伸ばし、3位に浮上。首位の神戸とは勝ち点6差、2位の横浜FMとは勝ち点5差に縮め、今節(24日・J1リーグ第28節)での2位・3位直接対決を迎える。

「F・マリノスのサッカーは、昨年、もしくは今年のシーズン頭まではポステコグルー元監督が作られたものを踏襲した形かなという印象が強かったのですが、少しずつチームのスタイルが変わってきている印象もあります。なので、変わってきたところと、変わっていないところをどちらも確認しながら今週は準備してきました。非常に強いチャンピオンチームなので、打ち破るのはホームであっても難しいだろうなというふうには思っています」

 23日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように横浜FMの印象を話す。昨季のリーグ戦を制したディフェンディングチャンピオンとの一戦は、今季の優勝争いの行方を左右し得る大一番ともなるだろう。ホームで再び強さを示し、上位2強にさらに迫りたいところだ。

「毎週のように大一番を迎えていますが、シーズンの終盤になればそういうふうになることは、このクラブであれば覚悟していることです。逆に言えば、そういう状況を迎えられていることを幸せに思っています。それは選手たちも同じかもしれませんね。シーズン当初に思い描いていたチーム状態ではいられているので、あとはそれを思い切りぶつけるだけだという心境でいます」

 岩政監督率いる鹿島が“聖地”カシマスタジアムで横浜FMを迎え撃つ。


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