9月14日、鹿島アントラーズの樋口雄太が練習後のオンライン取材に応じた。YBCルヴァンカッププライムステージ準々決勝では2試合合計2-3のスコアで名古屋グランパスに敗れ、大会から敗退した。次は16日にカシマスタジアムでのJ1リーグ第27節セレッソ大阪戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう樋口雄太(写真◎KASHIMA ANTLERS)

C大阪の印象。「攻撃陣がすごく強力」

 8月は3勝1敗と好調な戦いぶりを見せたが、9月になってからは勝ち切れない試合が続いている。リーグ戦では湘南と引き分けて勝ち点1の獲得にとどまり、その後に行なわれたYBCルヴァンカッププライムステージ準々決勝名古屋戦は、アウェーとホームでの90分をともに1-1で譲らなかったものの、延長戦の末に敗れた。タイトル獲得の望みがあるのはリーグ戦のみとなったなか、9月16日にホームで迎える次戦のC大阪戦(J1リーグ第27節)では是が非でも公式戦4試合ぶりとなる勝利をつかみたいところだ。

「(C大阪は)攻撃陣がすごく強力ですし、彼らに勢いを持たれてしまうとなかなか自分たちのゲームにするのは難しいかなと思います。そのなかでも自分たちのやりたいことをやれれば、自ずと相手のやりたいことを消せると思うので、そういった試合にしたいです」

 14日にオンライン取材に応じた樋口雄太は、そのようにC大阪の印象を話す。樋口自身、8月度の「2023明治安田生命JリーグKONAMI月間MVP」に選出されるなど存在感を放っているが、攻守においてさらなる活躍を見せ、チームとともに逆転優勝を目指す。

「ホームで戦えるのでサポーターの力も借りながら、勢いを持って、いい試合の入り方ができれば、必ず勝利できると思っています。みんなで勝ちにいく姿勢を見せたいです」

 鹿島の中盤を担う背番号「14」が、C大阪撃破へ全身全霊を捧げる。


This article is a sponsored article by
''.