9月1日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。前々節のサガン鳥栖戦、前節のアルビレックス新潟戦とホームで2連勝を達成し、上位陣との差を縮めた。次は2日に敵地でのJ1リーグ第26節湘南ベルマーレ戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「この試合を“決勝戦”だと捉えて」

 前節はホームで新潟に2-0で勝利し、勝ち点3を獲得。首位の横浜FMや2位の神戸が勝ち星を逃したことで、トップとの勝ち点差が1ケタの「8」に縮まった。名古屋や浦和、C大阪といったチームも勝ち点を伸ばしており、上位争いが混戦になりつつあるなか、鹿島は次節(J1リーグ第26節)の湘南戦で3連勝を成し遂げたいところだ。

「(湘南は)しっかりとしたスタイルというか、自分たちの強み、弱みをしっかりと考えたうえで、強みが出せるスタイルを模索してチームを作られているように思います。“湘南スタイル”と言われるような少し前の時代から、少し変わったところもありますし、変わらず持っているところもあります。そのどちらも警戒しなければいけません」

 9月1日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように湘南の印象を話す。現在、最下位に沈んでいるチームではあるものの、その実力を侮ることはできない。また、大黒柱の鈴木優磨が累積警告による出場停止のため不在となるが、敵地で鹿島の底力を示したい。

「大変な試合になるのは間違いありません。自分たちは先のことを考えずに、この試合を“決勝戦”だと捉えて、必死に戦っていくだけです」

 岩政監督率いる鹿島が湘南の地で3連勝を狙う。


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