上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「川井監督には興味深く注目させていただいています」
3連勝とはならなかった。J1リーグ第21節FC東京戦(3-1)、第22節札幌戦(3-0)と攻守がかみ合い2連勝を果たしたものの、前節(第23節)名古屋戦では相手の堅守を攻略できず0-1で完封負けを喫した。この結果により、名古屋をはじめとする上位陣との勝ち点差が開き、逆転優勝に望みをつなぐためにはもう1戦も落とせない状況だろう。8月19日にホームで迎える第24節鳥栖戦は是が非でも勝利を挙げたい一戦となる。
「(鳥栖の川井健太監督は)僕が岡山でプレーしているときに愛媛で監督をやっていましたし、その頃から、知り合いを通じていろいろな話を聞いていました。川井監督には興味深く注目させていただいていますし、鳥栖でやっていることもずっと追っているつもりでいます」
18日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、鳥栖を率いる同世代の川井監督について、そのように話す。シーズン前半戦の対戦では苦戦を強いられたが、試合終了間際の鈴木優磨のゴールで引き分けに持ち込んだ。今節は難敵から勝ち点3を奪い、再び上位陣を追走していきたいところだ。
「うちは前節(名古屋戦)、アウェーで敗れたので、いつも勝たなければいけませんが、さらにこれから勢いを出していくためにも勝ちたい試合になります。できるだけ正しい方向にみんなで向かっていけるような状態で試合に臨みたいです」
岩政監督率いる鹿島が2試合ぶりの勝利へ向け、本拠地カシマスタジアムで鳥栖を迎え撃つ。