7月7日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。1日に行なわれたJ1リーグ前節の京都サンガF.C.戦ではホームでスコアレスドローに終わり、2試合続けて勝利から見放された。次は8日にアウェーの地で第20節サンフレッチェ広島戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

連敗中の広島にも警戒ゆるめず。「強い相手だと認識しています」

 シーズン後半戦に入り、2試合続けて勝利から遠ざかっている。前々節ではG大阪に敵地で黒星を喫し、前節はホームで京都を攻略することができずスコアレスドローに終わった。勝ち点差が「13」に広がった首位の横浜FMの背中を追いかけていくためにも、ひたすら勝ち点「3」を積み重ねていきたい夏場の戦いの中、7月8日には広島とのアウェーゲームに臨む。

「(広島は)結果を見れば、5月くらいからはかなり負けていて、苦しんでいるのだろうと思います。けれど、戦い方自体は大きく変えているわけではなく、やはり強い相手だと認識しています。うちは前回も悔しい負けを喫しているので、何とか取り返したい気持ちがあります」

 7日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように広島の印象を話す。岩政監督が言うように、広島は現在、公式戦4連敗中と不調に陥っているものの、鹿島にとっては直近の広島戦3試合で敗れているだけに“難敵”とも呼べる相手だ。まずは広島を破り、その後に続く甲府(12日・天皇杯3回戦)、FC東京(16日・J1第21節)とのアウェー戦でも勝利を重ねたいところだ。

「一戦必勝で、死に物狂いで勝ち点3を目指して、1試合ずつ戦っていきます。次の試合のことは考えず、その試合に勝つためのメンバーを選び、その試合に勝つための戦い方で臨むのを3回繰り返すということです」

 岩政監督率いる鹿島がリーグ戦3試合ぶりの白星をつかむために、エディオンスタジアム広島に乗り込む。


This article is a sponsored article by
''.