上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「アップデートしなければいけないところも見られています」
今シーズンの後半戦は黒星発進となってしまった。6月24日に開催されたG大阪とのアウェーゲームを1-2で落とし、リーグ戦では10試合ぶり、ルヴァンカップと天皇杯を含めた公式戦では実に13試合ぶりとなる敗北を喫した。上位陣を追走するためにも連敗を阻止したい次節は7月1日、ホームに京都を迎える。
「(京都は)ガンバと少し似ていて、カップ戦では負けがありましたけれど、リーグ戦での連勝が続いていますので勢いはあると思います。戦い方や(選手が)持っているメンタリティーは“曺(貴裁)監督のチームだな”という印象です。それをそのままぶつけてくると思いますので、自分たちは受け止めて、しっかりと打ち負かすところまで持っていかなければいけません」
6月30日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように京都の印象を話す。京都戦は7月で唯一のホームゲームともなるだけに、カシマスタジアムに詰めかける鹿島のファン・サポーターに勝利を届けたい一戦だ。
「(チームとして)アップデートしなければいけないところもここ数試合で見られていますので、それを明日(7月1日)、ピッチ上で見せられればいいです。そのうえで勝ちを得られれば、先週(G大阪戦)の敗戦が良い薬になったとも言えるのかもしれません。(京都戦は)今後に向けて明るくなるような内容と結果を得たいと思います」
再び上位を目指してまい進すべく、岩政監督率いる鹿島が本拠地で京都を迎え撃つ。