6月17日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグでは前節湘南ベルマーレ戦で4試合ぶりとなる勝利を挙げた。18日にはルヴァンカップグループステージ突破を懸け、カシマスタジアムで第6節アルビレックス新潟戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「勝って次に進めるようにしたい。その準備はしっかりとできた」

 鹿島がルヴァンカップグループステージ突破を懸けた大一番に臨む。前節までに勝ち点「7」を獲得し、Dグループの2位につける。最終節の結果により、勝ち点3差で追う1位の福岡を上回ればプライムステージ(決勝トーナメント)進出となり、2位でグループステージを終えた場合は、他グループの2位チームとの成績によって勝ち上がりか敗退かが決定する。鹿島としては逆転での1位突破に向け、新潟とのホームゲームを勝利で飾りたいところだ。

「(新潟戦は)グループステージ突破が懸かっていますので、勝って次に進めるようにしたいし、その準備はしっかりとできたと思っています」

 17日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、新潟戦に向けてチーム状態の手応えを口にする。今季はすでにルヴァンカップとリーグ戦で2度対戦しており、早くも3度目の顔合わせとなる相手だが、次のステージへと駒を進めるために必勝を期す。

「ルヴァンカップに関しては(これまでの)ホームでの2試合でいい試合ができて、2勝することができています。また、先日のリーグ戦(湘南戦)でも勝つことができました。ようやくファン・サポーターの皆さんが僕たちに注いでくれている思いと、僕たちがファン・サポーターの皆さんに届けたい思いが重なりつつあるような雰囲気があります。ここでグループステージ突破をホームで決めることができれば、さらにシーズン後半戦に向けて一体となって進める状況になっていくでしょう。明日(18日)はそれをみんなで願いながら、ともに戦っていただきたいと思います」

 聖杯をつかみ取るために、岩政監督率いる鹿島がファン・サポーターの声援を受けながら新潟との一戦に挑む。


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