6月2日、鹿島アントラーズの植田直通が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグでは前節サガン鳥栖戦に引き分け、2試合連続で勝ち点1の獲得にとどまっている。次は4日に埼玉スタジアムで行なわれるJ1第16節浦和レッズ戦で3試合ぶりの勝利を狙う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう植田直通(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「かなりタフな試合になるだろう」

 前節の鳥栖戦では試合終了間際に鈴木優磨の同点ゴールで引き分けに持ち込み、着実に勝ち点を上積みしている。5月の公式戦を無敗で乗り切り、次は6月4日に浦和との上位対決を迎える。さらに勝ち点を重ねていきたい6月の第1戦目となるだけに、アウェーの地である埼玉スタジアムでも勝利をつかみ取りたいところだ。

「(浦和はAFCチャンピオンズリーグの)タイトルを取って、リーグ戦でもかなり順調に進んできていますので、かなりタフな試合になるだろうと想像しています。(浦和は)いろいろな強みを持ったチームだと思うし、すばらしい選手もたくさんいるので、自分たちは気を付けながら戦っていきたいと思っています」

 2日にオンライン取材に応じた植田直通は、そのように浦和の印象を話す。ここまでのリーグ戦全試合でフル出場を続ける最終ラインの“壁”は、敵地での一戦でもどん欲に勝利だけを追い求める。

「ここ2試合では引き分けが続いている自分たちにとって、上に上がるためにも必ず勝たなければいけない試合です。相手もかなりタフに戦ってくるので、自分たちが相手を上回る強さと強度を持ち、全員でいい準備をして戦えればと思います」

 鹿島の最終ラインで存在感を放つ背番号「55」が、アジア王者撃破へ闘志を燃やす。


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