5月22日、鹿島アントラーズの佐野海舟が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグでは前節、FC東京とのホームゲームに引き分け、連勝が「5」で止まった。次は中3日の24日に再びカシマスタジアムでルヴァンカップグループステージ第5節柏レイソル戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう佐野海舟(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「柏戦に懸ける思いは強い」

 中盤のダイナモが帰ってきた。4月9日のJ1リーグ第7節柏戦で負傷し、「左膝内側側副靭帯損傷」と診断されておよそ1カ月間の離脱を余儀なくされたが、国立競技場で行なわれた5月14日の第13節名古屋戦で途中出場して戦列に復帰。20日の第14節FC東京戦でも約30分間プレーし、持ち前のボール奪取力を示した。

 チームは前々節まで完封での5連勝を果たすなど好調を維持するなか、佐野海舟の復活によって選手層の厚みがさらに増している。リーグ戦では2試合続けてベンチスタートとなったが、FC東京戦から中3日の24日に開催されるルヴァンカップグループステージ第5節柏戦では、佐野の活躍ぶりが勝敗のカギを握りそうだ。

「(状態は)まだ全然上がっていません。名古屋戦ではボールをうまく取れる回数が何回かありましたが、それ以外は何もできませんでした。この前の試合(FC東京戦)も途中から入ってあまり良さを出せていないし、チームに勢いをつけさせることもできなかった。これからコンディションを上げていくなかで、頭でしっかり考えてサッカーをすることを意識してやっていきます」

 22日にオンライン取材に応じた佐野海舟は、そのように現在の自身の状態について明かす。次はグループステージを突破するためにも負けられない一戦。チームの勝利に貢献するために、佐野が闘志を燃やす。

「ルヴァン柏戦に懸ける思いは強いです。(柏戦はグループステージ突破に向けて)なんとしても勝利が必要ですし、自分たちのやりたいサッカーを存分に発揮して、勝利をつかみ取りたいです」

 攻守に存在感を放つ背番号「25」が、カシマスタジアムに歓喜をもたらす。


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