5月12日、鹿島アントラーズの鈴木優磨が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグでは前節、セレッソ大阪とのアウェーゲームに1-0で競り勝ち、リーグ戦4連勝を達成した。次節は2011年以来となる国立競技場でのホームゲーム、J1第13節名古屋グランパス戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう鈴木優磨(写真◎KASHIMA ANTLERS)
名古屋の印象。「前線の3人にとても破壊力がある」
鹿島にとって2011年以来となる国立競技場でのホームゲームが5月14日に迫っている。ホームスタジアムであるカシマスタジアムから離れ、首都東京で行なわれる「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」の一戦。Jリーグの30年の歴史のなかで常にJ1で戦い続ける鹿島が、30年前の開幕戦で対戦した名古屋と国立の舞台で激突する。
「(名古屋は)堅い守備からの堅守速攻、前線の3人にとても破壊力があって、そこで仕留めるイメージがあります」
12日にオンライン取材に応じた鈴木優磨は、そのように名古屋の印象を話す。鹿島は現在、リーグ戦4連勝中。好調を維持して、3位の名古屋を撃破したいところだ。
「今回、こういった大きな試合にはなるかと思いますが、自分たちにとってはいつもどおり、目の前の試合が本当に大事になります。それはチームのみんなも分かっていることです」
鹿島の「40」を背負う闘将が、深紅に染まる国立競技場に歓喜をもたらす。