3月31日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ戦の前節は横浜F・マリノスに敗れ、26日のルヴァンカップでもアルビレックス新潟に敗北。公式戦2連敗を喫したなか、次は4月1日にホームでのJ1第6節サンフレッチェ広島戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

広島の印象。「若くていい選手がどんどん出てくるチーム」

 3月は公式戦5試合を戦い、1勝2分け2敗。4日のJ1第3節横浜FC戦で快勝してからは勝ち切れない試合が続き、リーグ戦前節の横浜FM戦、26日のルヴァンカップ新潟戦と接戦を物にできず公式戦2連敗を喫した。次は4月1日に行なわれる広島とのホームゲームに照準を合わせる。

「(広島は)いつものことながら、若くていい選手がどんどん出てくるチームですから、今もその選手たちが、昨年から指揮を執るスキッベ監督のもとで躍動しているチームだと思います。昨年、うちも2敗していますし、非常に強いチームです」

 3月31日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように広島の印象を語る。昨季は2戦2敗を喫した強敵に対し、ホームでの今季初勝利を挙げて、勢いを手にしたいところだ。

「今年の鹿島サポーターの熱量、そして声がものすごいということを選手たちと話しています。ホーム、アウェーにかかわらず、すばらしい空気を作り出してくれて、僕たちを後押ししてくれています。それに対して、姿勢ではある程度、これまで見せられていると思いますけれど、結果でそれに応えられていないのが現状です。ただ、あと一歩のところまで迫っている感覚はみんなもあるので、明日はそれを突き破るような試合にしなければいけません。サポーターの皆さんと力を合わせて、この自分たちの前に立ちはだかる壁に、もう一度勇気を持って挑んで、このあとホームゲームが続いたり、これから増えていきますので、その戦いに向けてもう一度自信を深められるような試合にしたいと思っています」

 広島撃破へ、岩政監督率いる深紅の戦士たちがカシマスタジアムで勝ち点3獲得を目指す。


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