3月16日、鹿島アントラーズの昌子源が練習後のオンライン取材に応じた。前節のアビスパ福岡戦では数的不利になりながらも勝ち点1を手にした。リーグ戦の成績を2勝1分け1敗とし、次節は18日にアウェーの地で前年王者横浜F・マリノスとの大一番を迎える。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう昌子源(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「前節、90分間出たことは大きかった」
3月12日の福岡戦で、深紅の背番号「3」がカシマスタジアムのピッチに戻ってきた。トゥールーズ(フランス)、G大阪を経て、5シーズンぶりに復帰した昌子源は、植田直通とともに最終ラインを担い、数的不利の状況を強いられながらも無失点に抑えた。
「前節、90分間(試合に)出たことは個人的に大きかったです。数カ月ぶりの試合でしたが、自分のなかでは落ち着いて試合に入れたほうだと思っています」
3月16日にオンライン取材に応じた昌子源は、そのように前節の福岡戦を振り返る。そして、18日に行なわれる次節の相手は横浜FM。今季のリーグ戦ではここまで2戦2勝のアウェー戦で、ディフェンディングチャンピオンから勝ち点3を奪い取りたいところだ。
「(横浜FMは)Jリーグのなかでも非常に完成されたチームなんじゃないかなと。“誰が出てもF・マリノス”っていうのを体現していると思うし、自分たちのスタイルにかなり自信を持ってやっているチームだと感じています。僕らは間違いなく“チャレンジャー”ですので、戦う姿勢だったり、球際の部分だったり、当たり前のことですけれど(勝負のポイントは)そういうところじゃないかなと思います」
鹿島に帰還した大黒柱がチームに勝利をもたらすために、強豪横浜FMの前に立ちはだかる。