3月3日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ開幕戦では京都サンガF.C.を破って白星スタートを切ったものの、カシマスタジアムでの第2節川崎フロンターレ戦では逆転負けを喫した。次は4日にアウェーでの第3節横浜FC戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
横浜FCを警戒。「難しい試合になる」
今季は2月18日のJ1開幕戦で京都に2-0で勝利したものの、ホーム開幕戦となった25日の第2節川崎F戦では知念慶のゴールで先制しながらも逆転負けを喫した。3月4日の第3節横浜FC戦は仕切り直しの一戦となる。
「(横浜FCは)昨年のやり方とはかなり変えていて、新しいやり方で戦っている印象です。アグレッシブで、自分たちのやり方を確立しようとしているところが非常に見えますので、J1ではどの試合もそうですが、横浜FC戦もやりづらい、難しい試合になると思っています」
3月3日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように横浜FCの印象を話す。今季のタイトル争いを繰り広げるためにも、シーズン序盤とはいえ、連敗を阻止したいところ。京都との開幕戦のように、アウェーの地で再び勝利を挙げ、勢いを取り戻したい。
「J1開幕戦(京都戦)やホーム開幕戦(川崎F戦)のように、テンションの高い試合が2試合できました。でも、あれがスタンダードにならないと、おそらく僕たちは優勝争いに関わっていけないだろうと思います。だから、あの2試合が特別なのではなく、自分たちのスタンダードだというところを(横浜FC戦でも)示せるように、選手たちには準備してもらいたいし、そういう試合にしたいです」
岩政監督率いる深紅の戦士たちが、横浜の地で勝ち点3をつかみにいく。