シーズンの到来を告げる伝統の「FUJIFILM SUPER CUP 2023」の開催記者会見が3日、都内で行われた。9年ぶりに国立競技場で開催される30回目の『王者対決』は、2月11日(土・祝)、13時35分にキックオフとなる。

上写真=会見に出席した野々村芳和チェアマン、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の浜直樹代表取締役社長・CEO、北澤豪アンバサダー(写真◎サッカーマガジン)

今年は2014年以来の国立開催!

 1994年に『ゼロックススーパーカップ』としてスタートした『シーズン最初の公式戦』が、今年も2月11日に開催される。記念すべき30回目の「王者対決」に臨むのは、2022シーズンのJ1王者である横浜F・マリノスと第102回天皇杯王者のJ2・ヴァンフォーレ甲府だ。

 昨年から『富士フイルム・スーパーカップ』と大会名を改めたが、都内で開かれた記者会見に出席した野々村芳和チェアマンは、歴史と伝統のある大会であり、「毎年、この試合からJリーグが始まる空気になっていく。今回はJ1とJ2のクラブによる試合で、2023シーズンのJ1、J2が広い意味で想像できるいい組み合わせになったと思います」と大きな期待を寄せた。さらに今回は、声出し応援も可能となるため、サポーターに向けて「スタジアムの前向きな空気を、選手の躍動とともに一緒につくってほしいですし、みんなで前に進むところを見せたい」とメッセージを送った。

 また、大会アンバサダーに就任し、自身もヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)の選手として94年、95年に連覇を達成している北澤豪さんはキャンプを視察し、「J1王者の横浜FMはキャンプでも非常にインテンシティーが高い練習をしていた。対する甲府もカテゴリーの差を感じないくらい個人のレベルが高かった」と話し、「試合になればカテゴリーの差は関係ない」と熱い試合になると予想した。

 J1王者の横浜FMか、何度もアップセットを起こして天皇杯王者となったJ2の甲府か。優勝チームには3000万円、準優勝には2000万円の賞金が与えられる注目の一戦は、2月11日、13時35分キックオフ。なお、試合の模様は日本テレビ系全国ネットにて生中継されるほか、TVerにてライブ配信される。


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