1月26日、鹿島アントラーズの早川友基が練習後のオンライン取材に応じた。チームは17日にキャンプ地の宮崎県宮崎市に入り、18日から岩政大樹監督のもと、ひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でのトレーニングを実施。この日はキャンプ10日目を迎えた。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう早川友基(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「個人的な目標はリーグ戦全試合出場」

 宮崎キャンプも終盤に差し掛かっている。10日目を迎え、早川友基はここまでのキャンプについて、次のように振り返る。

「ベースとなる、“走る、戦う”っていうところに加え、チームとしての土台づくりとして戦い方だったり、攻守ともにどういった戦術を積みながらやっていくのかということを、2部練習のなかでいろいろ落とし込まれながら、やれていると思っています」

 リーグ開幕が迫るなか、徳島、岡山との練習試合では多くの失点を喫するなど、現状では結果が振るわない。それでも、今季こそタイトルをつかみ取るため、チームメートと同様に、早川も着々と準備を進める。

「個人的な目標では、リーグ戦全試合出場を掲げています。まずはその目標に向かって、自分がやるべきことを一つずつ考えながら取り組んでいるところです。そして、(リーグ戦)34試合に出場したうえでの結果として、優勝をつかみ取れれば最高の形だと思っています。自分が失点しなければ優勝により近づいていけると思うので、頑張っていきたいです」

 昨季はリーグ戦のラスト5試合でゴールを守った背番号29が、守護神としての責任を胸に新シーズンの戦いに向かう。


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