9月9日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはリーグ戦では直近3試合で勝利から遠ざかっているものの、7日の天皇杯準々決勝ではヴィッセル神戸を破って準決勝進出を決めた。次は10日に敵地でのJ1第29節京都サンガF.C.戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「神戸戦で勝つことができたので、チームのムードは非常に良くなりました」
9月7日の天皇杯準々決勝神戸戦では1-0で勝利を収め、準決勝進出を決めた。負ければ敗退となる一発勝負の一戦で勝負強さを見せ、公式戦4試合ぶりの勝利をつかみ、次は10日のJ1第29節京都戦に臨む。
「常に選手たちに言っていますけれど、その時点でのベストメンバーを(試合に)出すと。明日の試合(京都戦)も、最も勝つ確率が上がるだろう、というメンバーを選んで試合をすることは変わりません。(天皇杯神戸戦から)中2日ではありますが、幸い、神戸戦で勝つことができたので、チームのムードは非常に良くなりました」
鹿島の岩政大樹監督は現在のチーム状態についてそのように話し、手応えを得ていることをにじませる。リーグ戦では岩政監督体制初陣のJ1第25節福岡戦の後は勝利から見放されているが、徐々にチームの調子は上向いてきているようだ。
「(リーグ戦前節までの)3試合でチームとしての戦いがかなり整理されてきた印象もあるので、(次節は)それを京都に対してもぶつけるという形になります」
公式戦2連勝、そしてリーグ戦4試合ぶりの勝ち点3獲得を目指し、岩政監督率いる鹿島がサンガスタジアム by KYOCERAでの試合に挑む。