アビスパ福岡は8月10日、トップチームの選手・関係者計3人が新型コロナウイルス感染症で陽性診断を受けたことを発表した。19時からヴィッセル神戸とホームでJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦を控えているが、発表時点では開催を予定しているという。

上写真=福岡ではコロナ禍が続いている(写真◎J.LEAGUE)

1週間前の第1戦ではベンチに4人のみ

 アビスパ福岡が8月10日に発表した陽性診断。1人は8月9日に実施したJリーグ指定の抗原検査で陽性判定になり、その後、医療施設にてPCR検査を受検して陽性診断を受けたもの。2人は同じ9日に体調不良を訴え、医療施設にてPCR検査を受検したところ、陽性診断を受けた。現在、3人ともに適切な指導、対策のもとで療養をしているという。

 福岡はコロナ禍に見舞われ、3日のルヴァンカップ準々決勝第1戦ではベンチメンバーが4人のみでGKが2人、その1人の山ノ井拓己がアディショナルタイムにフィールドプレーヤーとしてプレーしていた。また、この影響で6日のJ1第24節のガンバ大阪戦が中止になった。

 10日19時キックオフでホームで開催するルヴァンカップ準々決勝第2戦のヴィッセル神戸戦が控えているが、発表時点では予定通り開催に向けて準備を進めているという。ただし、『2022明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項』に抵触する事態が発生した場合は、速やかに『Jリーグ規約』に基づき協議のうえ、報告するとしている。


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