7月28日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。16日に行なわれた前節ヴィッセル神戸戦は退場者を出しながらも同点に追いつき、勝ち点1を得た。それから2週間後の30日には、首位を走る横浜F・マリノスとのJ1第23節に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「F・マリノスは完成されたチーム」

 天皇杯ラウンド16のG大阪戦も含めた中2日、中3日での5連戦が終わり、7月30日からは優勝へ向けたラスト12試合に臨む。2週間の中断期間を経て30日に対戦するのは、首位の横浜FMだ。勝ち点「5」差で追う相手でもあるだけに、鹿島にとってはその差を縮めたい“上位直接対決”となる。

「すべての試合が大事ではありますが、(次節は)特に、すごく大事な試合になります。また、タフな試合になることもはっきりと予想できます。F・マリノスはすごく強いチームだし、完成されたチームだとも思っています。また、F・マリノスは今季、ホームではまだ負けていません。それを覆すために、自分たちはモチベーションを高く持ち、挑みたいと思っています」

 レネ・ヴァイラー監督は次節横浜FM戦を見据え、言葉に力を込める。勝てば、勝ち点差は「2」に縮まり、一方で負ければ「8」に広がる重要な一戦。今季の優勝争いを占う試合にもなり得るだけに、必勝態勢で日産スタジアムに乗り込む。

「相手は選手交代をしながら試合の状況を変えることもできるし、それが彼らの強みでもあります。自分たちはそれも計算したうえで、(横浜FMとの)戦いに挑んでいきたいです」

 優勝戦線生き残りへ、レネ・ヴァイラー監督率いる鹿島が首位チーム撃破に挑む。


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