7月15日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。直近のリーグ戦2試合では引き分けの結果が続いたが、13日の天皇杯ラウンド16ガンバ大阪戦では2-0で勝利して準々決勝進出を決めた。次は16日にJ1第22節ヴィッセル神戸戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「選手たちの成長に関しては、文句を言うところは一つもありません」
7月13日に行なわれた天皇杯ラウンド16でG大阪に2-0で勝利し、勢いを持って16日のJ1リーグ第22節神戸戦を迎える。直近のリーグ戦2試合では引き分けが続いているものの、レネ・ヴァイラー監督は「札幌戦(前節)は決して最悪な試合だったわけではないと思っています。アウェーで勝ち点1を取れたし、選手たちの成長も垣間見えるところがありました」と前向きにとらえる。
「順位表を見てもらえれば分かるとおり、いい順位(2位)につけています。選手たちの成長に関しては、文句を言うところは一つもありません」
現時点で首位の横浜FMとの勝ち点差は「5」。次節では神戸とのホームゲームで勝ち点3を手にし、優勝戦線に食らいついていきたいところだ。
「神戸は監督交代をして、それから勝ちを収め、いい流れで(次節に)入ってくると思います。また、チームもいい状態に仕上がっています。すごくいい選手たちがそろっていることは言うまでもありません。(鹿島は)ホームではここ数年、神戸に勝てていない状況なので、勝つために相手よりもいいパフォーマンスをすることが大事になると思っています」
リーグ戦では2012シーズン以来10年ぶりとなるホームでの神戸撃破に向け、レネ・ヴァイラー監督率いる鹿島の戦士たちが次戦に挑む。