7月11日、鹿島アントラーズのディエゴ・ピトゥカが練習後のオンライン取材に応じた。前々節セレッソ大阪戦、前節北海道コンサドーレ札幌戦と2試合連続で引き分けた。リーグ戦の合間の13日には前節から中2日の過密日程の中、天皇杯ラウンド16ガンバ大阪戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうディエゴ・ピトゥカ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「臆病にならずに、積極的に」

 リーグ戦では直近2試合で引き分けに終わり、思うように勝ち点を積み上げられない戦いが続いている。前節は首位の横浜FMもドローで試合を終えたため、その勝ち点差は「5」のままだが、優勝を狙ううえでは、次節からはまた勝ち点3を手にしていきたいところだ。

「残念ながら引き分けが続いていますが、マイナスなことばかりではなくて、プラスなことも収穫としてあります。(札幌戦は)選手全員で最後まで勝利を追求してピッチのなかで戦ったことは、非常にプラスなことだったと思っています」

 札幌戦翌日に取材に応じたディエゴ・ピトゥカは、そのように直近の試合を振り返る。16日の次節神戸戦でリーグ戦3試合ぶりの白星を狙いつつ、その前に札幌戦から中2日の日程で行なわれる13日のG大阪との天皇杯ラウンド16に照準を合わせる。

「次は天皇杯での一発勝負ということで、勝つしかないことはもう決まっています。勝利を目指して、立ち上がりからみんなでしっかりと戦っていければと思っています。臆病にならずに、積極的に勝つためのプレーや姿勢というものを全員が示さなければいけません」

 リーグ戦とともに天皇杯の頂点も目指し、21番を背負う司令塔が鹿島を勝利へと牽引する。


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