上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうエヴェラウド(写真◎KASHIMA ANTLERS)
11日の福岡戦でホームの力を再認識。「非常に力強かった」
早くも1つのタイトルを失うこととなった。6月11日にカシマスタジアムで迎えたルヴァンカッププレーオフステージ第2戦福岡戦は「声出し応援運営検証対象試合」となり、サポーターの大きな声援を受けて試合に臨んだが、第1戦の完封負けが響き、アウェーゴールの差でルヴァンカップからの敗退が決まった。
「ルヴァンカップ敗退は、非常に残念な結果です。ただ、次に残っている大会はJリーグと天皇杯なので、もうそこに向けて集中して、みんなで取り組んでいます」
そのように話すのは、11日の福岡戦で復活の狼煙を上げるゴールを決めたエヴェラウドだ。一昨年に18ゴールを挙げてJ1リーグのベストイレブンに選ばれたストライカーは、昨季はリーグ戦1得点と振るわず、今季もケガを抱えていた。そんな苦しい状況を打破する一撃に、今後のゴール量産への期待も高まる。
「(次節の相手である)京都は非常にアグレッシブで、強度のあるチームです。ただ、我々には我々のやり方があるので、まずはそれをしっかりと表現することが重要ではないかなと。この前(11日)、久しぶりに声を出しての応援があって、やはりピッチに立つ僕らは大きな違いを感じました。(サポーターの声援は)非常に力強かったです。だから、ホームで戦うときは自分たちの姿勢、強度を表現しなくてはいけないと思います」
18日の第17節京都戦では、これまで鹿島を最前線で引っ張ってきた鈴木優磨が出場停止となる。その中で、9番を背負う点取り屋がチームを勝利に導くためのゴールを狙う。