上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう鈴木優磨(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「鹿島のサポーターの応援は、すごく選手たちの力になります」
ルヴァンカッププライムステージ準々決勝に進出するために、カシマスタジアムでの“逆転”に向けた戦いに臨む。6月4日に敵地で行なわれたプレーオフステージ第1戦では、堅守を誇る福岡の前に攻撃が沈黙し、0-1の完封負け。アウェーゴールを奪うこともできず、勝ち上がりにはホームで2点差以上での勝利が求められるが、鈴木優磨は「点差はちょっと負けていますけれど、僕たちにもチャンスはあるんじゃないかなと思っています」と第2戦を見据える。
「カシマスタジアムだったら、本当に“どんな点差だろうが逆転できる”っていう自信が自分の中にあるし、カシマスタジアムにはいろいろな力が宿っていると、僕は帰ってきてからつくづく感じます。ホームゲームのアドバンテージを生かし、戦い方を考えながら戦う必要があると思います」
そして、逆転勝利を狙う鹿島の選手たちを、“12番目の戦士たち”の声が後押しする。この一戦は「声出し応援運営検証対象試合」となり、“声出し応援” が許可される一部座席のサポーターから声援が送られることになる。新型コロナウイルス禍となってから初めて、サポーターの声援がスタジアムに響くこととなる。
「カシマスタジアムでの試合は相手チームにとってすごく嫌なことだと思うけれど、それにプラスで、やはり鹿島のサポーターの応援は、すごく選手たちの力になります。自分たちにとってプラスなことだし、自分自身にとってもうれしいことです」
鹿島を牽引する背番号「40」が、深紅のサポーターとともに逆転でのルヴァンカップ8強入りに挑む。