5月31日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは29日のJ1第16節FC東京戦に敗れ、3試合未勝利となった。リーグ戦は中断期間に入り、次は6月1日にカシマスタジアムでの天皇杯2回戦・新潟医療福祉大学戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

FWエヴェラウドの復帰を示唆。「ベンチに入る可能性はあります」

 3試合未勝利と苦戦が続くリーグ戦が中断し、鹿島は新たな戦いへと向かっていく。6月に入り、トーナメント方式の天皇杯とルヴァンカップの3試合に臨む。まずは1日に行なわれる天皇杯2回戦の新潟医療福祉大学戦で必勝を期す。

 対戦相手はアマチュアチームということもあり、レネ・ヴァイラー監督は「(相手が)どのくらいのレベルであるかというのはまったく検討がつかないので、その難しさはあります」と話す。また、「高いモチベーションで試合に臨んでくるでしょう」と、相手の闘志も警戒する。新潟医療福祉大学は1回戦でJ3の八戸を破って勝ち上がってきているなど、すでにJクラブにも引けを取らない実力を示しているだけに、鹿島にとっては油断大敵だ。

 そのうえで、指揮官は「いつも(試合に)出ている11人とは違うメンバーも絡んでくる」と、リーグ戦からのメンバー変更を示唆する。「エヴェラウドもベンチに入る可能性はあります」と、負傷離脱していたストライカーの戦列復帰の可能性についても言及し、新潟医療福祉大学戦を見据える。

「やはり、まずは自分たちのプレーを体現すること。それをやることが、一番の目標になります」

 今年から日本の地で戦うレネ・ヴァイラー監督が、天皇杯という新たな舞台に挑む。


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