5月28日、鹿島アントラーズのアルトゥール・カイキが練習後のオンライン取材に応じた。チームは21日のJ1第14節浦和レッズ戦、25日の第15節サガン鳥栖戦と2試合連続で引き分けに終わった。29日に敵地で行なわれる第16節FC東京戦では3試合ぶりの勝利を目指す。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうアルトゥール・カイキ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「そういった条件も乗り越え、我々の目標に近づく」

 J1第15節鳥栖戦での4-4の激闘から4日後の5月29日、早くも次の試合に臨む。アウェーの地でFC東京と対戦。中2日、中3日での連戦が続く中でも、アルトゥール・カイキは「中3日は、僕自身は十分に体を回復する時間があるんじゃないかなと」と、FC東京戦に向けてコンディションを整える。

 ただ、5月14日の第13節札幌戦から6月4日のルヴァンカッププレーオフステージ福岡戦までの7連戦について、「正直に言えば、きついことはきついです」と本音も打ち明ける。それでも、「目指しているのは、そういった条件も乗り越え、我々の目標に近づくこと」と、念願のタイトル獲得へ向けて戦い続ける姿勢を崩さない。

「当然、相手に敬意を払いますが、相手のことよりも、まずは自分たちが勝ち点3獲得を目指して戦っていければと思っています」

 その豊富な運動量と類稀なる攻撃力で鹿島の前線を活性化させる17番の背中が、首位に立ったチームをこれからも引っ張っていく。


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