5月17日、鹿島アントラーズの中村亮太朗が練習後のオンライン取材に応じた。チームは14日のJ1第13節北海道コンサドーレ札幌戦で4-1と勝利を収め、暫定ながら首位を走る。次は18日に敵地でルヴァンカップグループステージ第6節ガンバ大阪戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう中村亮太朗(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「僕らがいいパフォーマンスを見せられれば、チームとしてもっと強くなれる」

 プロ3年目のゲームメーカーが、J1の舞台で奮闘している。鹿島の背番号「35」を身につける中村亮太朗が、首位を走るチームで熾烈な競争に挑んでいる。5月14日に行なわれたリーグ戦前節の札幌戦では59分から途中出場し、ボランチの位置で精力的に動き回った。

「もちろん、最初から試合に出たほうが、自分の能力をより発揮できます。その思いは、僕だけではなく他の選手も持っていることでしょう。先発で僕らがいいパフォーマンスを見せられれば、チームとしてもっともっと強くなれると思うので、まずは明日の試合で頑張りたいです」

 中村の視線は、すでに次の試合へと向いている。札幌戦から中3日の18日には、アウェーの地でG大阪とのルヴァンカップグループステージ最終節を戦う。リーグ戦では途中出場が続いているが、ルヴァンカップではここまで3試合に先発出場。G大阪戦でもスタメンのチャンスがめぐってくれば、定位置獲得へレネ・ヴァイラー監督にアピールしたいところだ。

「監督から求められていることを実行した上で、自分のよさを出していかなければいけません。そこは意識してやっていきたいです。やはり勝つことが一番大事だし、それを目指して戦うことで、個人の評価も上がっていくと思うので、明日もしっかり勝って、いい形でプレーオフステージにつなげられるようにしたいです」

 ピッチの中央で試合をコントロールする中村が、グループステージ1位通過に向けてチームを牽引する。


This article is a sponsored article by
''.