4月16日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは10日のリーグ戦前節横浜F・マリノス戦に敗れて連勝が止まったものの、13日のルヴァンカップ第4節セレッソ大阪戦で勝利を収めた。次は17日にJ1第9節名古屋グランパス戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「チーム内の健全な競争を作り出す必要性がある」

 中2日、中3日での連戦が続いている。4月10日のJ1リーグ第8節横浜FM戦でリーグ戦での今季2敗目を喫したが、13日のルヴァンカップ第4節C大阪戦では同大会で3連勝中だった相手を敵地で破り、白星を挙げた。

「選手たちに“チーム内の健全な競争を作り出す必要性がある”ということを言っている中で、(C大阪戦は)また違うメンバーで戦って結果が伴ったことはとてもよかったと思います。ラインナップのチョイスが増えてきているので、また次の試合に向けてどのようなラインナップを選択するのかということを考えています」

 レネ・ヴァイラー監督はそのようにC大阪戦での収穫を話し、次戦を見据える。次は17日にカシマスタジアムに戻り、名古屋グランパスと対戦する。リーグ戦の連敗を阻止するためにも、ホームで勝利をつかみたい一戦となる。

「守備的な相手ですので、ハイインテンシティーで戦うには難しい部分もあります。ただ、これは今回の相手だけではなくて、リーグ全体として非常にタフで難しい相手が多くいることなので。今はまず自分たちのやるべきこと、自分たちのスタイルの構築をやらなくてはいけません」

 レネ・ヴァイラー監督がチームに合流してから、まだ1カ月ほど。新たなスタイルを築き上げ、勝利を積み重ねていくために、スイス人指揮官のもとで鹿島の戦士たちは進化を続ける。


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