2月25日、鹿島アントラーズの岩政大樹コーチが練習後のオンライン取材に応じた。チームは19日のJ1開幕戦・ガンバ大阪戦で勝利を挙げ、2016年以来となる白星スタートを切った。勢いをそのままに、26日には本拠地カシマスタジアムで川崎フロンターレを迎え撃つ。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹コーチ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「自分たちがチャレンジャーであることに変わりはない」

 開幕から2試合目にして、早くも前年王者との対戦を迎える。「2連覇しているチームですから、当然強い。自分たちがチャレンジャーであることに変わりはないと思っています」と、開幕戦に続き2月26日の第2節でもチームの指揮を執る岩政大樹コーチは対戦相手の川崎Fについて話す。

「鹿島がずっと陥っていたように、選手が抜けることでの難しさというのが今の川崎にもあるのかなと思うところはありますけれど、ただ、チャンピオンの座を勝ち取ってきた選手が残っています。非常に手強い相手だと思います」

 そのように川崎Fの強さを言葉にしつつも、ホーム開幕戦となる一戦で勝利への道筋を描いている。23日に予定されていたルヴァンカップの大分戦が延期になったことで、前節からの試合間隔も中6日となり、着々と準備を重ねてきた。

「1週間、コンディション、戦い方を含めて川崎戦への準備をすることができました。時間はたっぷりあったので、いろいろな想定をしながら準備できたというところがあります。ホーム開幕戦ということもあるし、何より近年は“常勝”の名を明け渡してしまっている相手でもあるので、それに対して自分たちがまた新しい時代を取り返しにいくということを示す試合になります。気を引き締めて、準備をしているところです」

 昨季も苦杯をなめさせられた川崎Fから勝利を挙げるべく、岩政コーチのもとで深紅の選手たちは万全の状態で2022シーズンのホーム開幕戦に臨む。


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